平成27年度 決算特別委員会 終了!!

本日、15時20分、ひとまず無事に「平成27年度決算特別委員会」が終了し、町から提出された平成26年度の決算報告書についての全ての審査が終了しました。 議会休会中の9月11日から、日数にして6日間、時間にして約40時間の決算審査… 初の決算特別委員会という事もあり、着眼点などに要領を覚えていないせいか、かなりストレスフルな時間だったように思います。

結果からご報告いたしますと…

・議案第18号　決算の認定について

　　　　　　　〔平成26年度葉山町一般会計歳入歳出決算〕　⇒　認定しない（委員全員否認）

・議案第19号　決算の認定について

　　　　　　　〔平成26年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算〕　⇒　認定（賛成多数）

・議案第20号　決算の認定について

　　　　　　　〔平成26年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算〕　⇒　認定（賛成多数）

・議案第21号　決算の認定について

　　　　　　　〔平成26年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算〕　⇒　認定（賛成多数）

・議案第22号　決算の認定について

　　　　　　　〔平成26年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算〕　⇒　認定（賛成多数）

石岡自身の採決に関しては、議案第18号が否認、19号～22号は容認するという判断に至りました。

議案第18号の一般会計決算については、”職員給与の過払い問題”がまだ終息していないという観点から、一生懸命取り組まれた職員の皆様には大変申し訳なく思いますが、認定することは出来ないという結論を出させて頂きました。

この問題ですが… 本日、山梨町長から、特別調査委員会を立ち上げ、なるべく早い段階で、事件の内容や問題点を究明し、報告して下さるとのお話を頂きましたので、まずは、そこに委ねたいと思っています。

こういった問題で一番大切なのは、過去の過ちを繰り返さないように、今後、いかに対策を講じるか？だと思いますので、町職員の皆さんの意識改革を含め、2重3重のチェック機能の向上など、具体的な案を出して頂きたいと思っています。

次に、決算特別委員会からの最終的にまとめた「指摘・要望事項及び意見」を列挙します。

■指摘事項

①　災害対策基本法第42条に定める通り、毎年、地域防災計画改訂に係る検討を行うべきである。

②　役場の障碍者雇用については、福祉課においても把握し、総務課と連携して対応すべきである。

③　合併処理浄化槽維持管理費補助金の目標件数に対し、実際の補助件数が過少であることを真摯に受け　　　

　　止め、改善を図るべきである。

■要望事項

①　ごみ戸別収集の実施に当たっては、外国人等に対して適宜対応できる体制を整備されたい。

②　教育的配慮から、小学校に設置のソーラー設備に発電量のモニターを追加設置を検討されたい。

■意見

①　個人事業主からの源泉徴収漏れがあったことを踏まえ、支出に当たっては、より慎重に処理を行う。

②　県内自治体との連携を、これまで以上に推進していくこと。

③　文化講演事業の入場者数を増やすための工夫を行うこと。

④　法律相談について相談日等の充実を図り、より利用しやすいサービスとすること。

⑤　公共施設の計画的な修繕・整備体制を構築すること。

⑥　保育園・教育センターに設置しているエレベーターの修繕について、故障の原因、機種選定の適否等　　　

　　について検証すること。

本日で、何とか決算特別委員会が終了しましたが、週明けには一般質問通告の締切があったり、常任委員会もまだまだ続きます。 気の抜けない日々が続きますが、自分で臨んだ道でもありますし、まだまだ？全然、町民の皆さんの意見を反映させることが出来ていない状況です。 前回の定例会で否決された『地域手当』の問題も抱えつつ、この週末は、大いに悩む週末にします。 皆様、石岡に物申す!!でも結構ですし、お困りの事、町への要望などありましたら、遠慮なくメールなり連絡を頂ければと思います。